もともとSANNETというプロバイダを利用していたが、2020年3月31日にサービスが終了した。事前にサービス終了の通知がきていたので、IPv6サービスを提供している別のプロバイダと契約して静かにサービス終了日が来るのを待っていた。
さすがにIPv6は早い。インターネット接続は新しいプロバイダを利用しつつ、しばらくメールはSANNETのメールを受信。あちこちにプロバイダのメールアドレスを登録していたので、受信したメールを頼りに変更手続きをしよう考えていた。そんな矢先…
楽天モバイルと「契約締結が完了」したとの郵便が届いた。
「ちょっと待ってよッ! サービスを完全に終了し、それ以後回線が使えなくなるのは承知しているし、楽天ひかりを勧めているのもわかるけど、こちらは契約の意思表示をしていないでしょう!」
とるべき行為は解約手続き。しかし契約もしていないのに、解約手続きをするのはやっぱり腑に落ちない。問合せの電話はいつ掛けても全くつながらないし、ネットのチャット手続きもいくら待ってもタイムアウト。結局、不本意ながら書面で解約手続きを行い、まったく不必要な4月分の料金も支払うことになった。
楽天グループといっても、色々な会社やサービスがあるし、三木谷社長もこんな些細なことまで承知していないでしょうね。
…とまぁ、そんなこんなで登録していたメールアドレスの変更手続きが不完全に終わった。
その当時はこのことが、とんでもなく大変なことだとは思わなかった。今の世の中、メールアドレスをはじめ、本人情報の変更はインターネット手続きが主流。特に登録IDがメールアドレスの場合は最悪。しばらくログインしていなかったり、ログインサイトが変わっていたりすると、ブラウザに記憶させていたパスワードがリセットされたりすることもある。セキュリティ上は当然のことでしょう。
一般的にパスワードを忘れたときには、登録してあるアドレスにメールが届いて手続きをする。←そう、この手続きができない……パスワードの変更方法は「よくある質問をどうぞ」へ案内されて、その内容をよく読むと「まずはログインしてください」って書いてある。←そう、この手続きもできない!
これらは世間の常識で、誰も悪くない。強いて言えば、勝手に契約した某プロバイダにカッとなった自分が悪いのか…
プロバイダのアドレスは、使わないほうが良いことを学んだ。天下のDOCOMO様だって、このたびのahamo移行でキャリアメールが使えなくなった。
プロバイダとかキャリアのメールアドレスは使わないのが一番!
皆さんもお気を付けくださいね!